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いよいよ公開日 2 月 9 日を間近に控え、普連土学園中学校・高等学校の講堂にて、『身代わり忠臣蔵』の上映会を実施しました!!
本作を鑑賞したばかりの約 500 名の生徒たちの前に、サプライズで主演のムロツヨシが登場。ムロが来るとは全く知らされていない生徒たちから、講堂から漏れるほどの大歓声が響き渡り、撮影の裏話や生徒たちからの沢山の質問にたっぷりと答えました!

ムロが「映画を観てくれてありがとうございます!映画いかがでしたか?」と尋ねると「最高―――!!!」と沢山の大絶賛の声を受け、ムロは嬉しそうな表情を浮かべていました。「質問があったら挙手してね!マイクを運んでいただきますので!」と声掛けると、早速数名手が挙がり質問コーナーがスタート。

1 人目は「撮影で一番大変だったこと」を尋ねると、ムロは「“川”です。去年の 1 月に撮影しているんです。極寒で、川からあがった時は凍え死にそうでした。あのシーンが一番辛かったです~」と当日の心境とともに伝えました。
さらに「撮影の裏話」についても質問が。誰とのエピソードか確認すると、講堂内には判別しきれないほど声が溢れ、「瑛太、瑛太、林遣都、林遣都……」と混乱し始めるムロでしたが、桔梗役の川口春奈とのエピソードを話すことに。「川口春奈ちゃんとは 10 年ぶりくらいの共演で、モニタリングにいつも出演してくれてありがとうございますって言ってくれて…」と感謝されたことを嬉しそうに振り返りました。そしてこの 1 問を皮切りに、ものすごい勢いで手が挙がり始め、誰をあてるか責任重大な役目を背負うことになるムロ。

その他に、「時代劇作品で演じる際に気を付けていること」を聞かれると、「今回演じた孝証は所作を知らない人なのですが、本来はいろんな動きに気を付けなければいけない所作が難しいです。この作品ではバタバタしたり、壁を蹴ってますが、時代劇では本来ない(笑)でも、このキャラクターはそうしてもいい人なので演じていて痛快でした!」と自身の役柄について答えました。
また、歴史の大ファンという生徒からは、「小学生の時に歌舞伎で『忠臣蔵』観て、“通史”にはないことを演じる際に、どういったことを気を付けているのか知りたいです」と鋭い質問が出てくる場面も。ムロは即座に「今泉先生(歴史の先生)、壇上に来て!」と先生とタッグを組みながら質問の回答を練ることになりました。「孝証は実在するけれど、ほぼ描かれてないのでそこが大きいところ。孝証と大石の友情はフィクションではありますが、こういったことがあったかもという可能性はゼロではない、というところは大きい違い!」と慎重に回答し、「急に汗が出てくる質問してくるから…」とタジタジの様子でした。

また再び共演者とのエピソードを求められ、今度は林遣都さんについて答えると「林君とは 2 回目の共演で、この作品で身代わりとなる理由付けの大事なシーンを一緒に演じました。笑いが起きるように林君と監督と話し合った。鞭打ちのリアクションは自由に演じていて、良さげな表情は林君ならではです(笑)」と明かしました。
孝証の坊主についても質問が挙がり、「本当に坊主にしましたか?」と尋ねられ、「特殊メイクなんです!」と答えると、「ええーー!」と驚きの声が。「『どうする家康』の豊臣秀吉の役の時と同じ特殊メイクの方々でした。本当に寄っても全然わからないほどなんです」と撮影の裏側を説明しながら、「そうゆう職業もあるんだと、ぜひ映画業界に興味を持っていただきたい」と学生たちへの想いを伝えました。

ムロ自身への質問も飛び交い、「芸能界に入った理由」について尋ねられると、「受験で浪人して、頑張って勉強して大学に入ったんです。僕は学歴のために大学行ったけれど、学校内には(将来の)目的を持っている学生もいて。そんな彼らがカッコよくて感化されてから、自分は何をやりたいのか考え始めました。そして、舞台をみた時に僕はあっち側に行きたいって思った。申し訳ないけれど、大学を辞めて役者になるためにバイトを始めた。もしやりたいことがあったら、いろんな道を探していただきたい」と自身の学生時代を振り返り、優しく考えを伝えました。
そして、受験が控えているという生徒に向かって、「その先には面白いことが待っているので、頑張ってください!」とエールを送りました。

最後、生徒からムロへ感謝の花束が贈呈され、「ありがとうございました!また会えますように!」と大きな歓声と大きな拍手に包まれながら、イベントは幕を閉じました。